事例集
海外ECバイヤー商談会出展者事例集
- 企業名:
- winnow株式会社
- 代表者:
- バケ・パティグリ
- 事業内容:
- 食品原料の輸出、サプリメントやスキンケア商品等自社ブランド品の生産・卸売・小売及び輸出販売
- Web サイト:
- https://www.winnow.co.jp/
海外ECバイヤー商談会出展の経緯・理由
<海外経験(出展申込時)>
有<経緯・理由>
当社は食品原料の輸出と自社製品の販売を行っており、売上比率は1:1程度である。また、国内と海外の全体の売上比率は1:9程度で、自社製品については7割程度が中国向けとなっている。本商談会は、メーカーの方から話を聞き知った。自社製品の売上のうち、中国向けの越境ECでの販売(BtoC)が8割程度のため、さらなる販路拡大のため中国現地での販売代理店(BtoB)の獲得を目的とし本商談会に申込んだ。海外販路開拓については、JETROや東京商工会議所、東京都中小企業振興公社の商談会等の情報をネットで収集し利用しており、イベント等には積極的に参加しているが展示会形式のものは経験がなかった。出展に向けた準備、商談会当日留意したこと
<準備>
販促物:ポスター、チラシ、商品パンフレット、企画書、会社案内(それぞれ日本語、中国語、英語)、サンプル(当日SNSで拡散してくれたバイヤーに洗顔フォーム1ケース36本を提供)連絡手段:WeChatアカウント
<当日の留意点>
自社のWeChatアカウントのQRコードを分りやすく展示台に掲示した。<改善点等>
展示方法に関して、展示台に小さい商品を多数陳列していたが、あまり目立たなかった。今後は来場者の目を引く用に大きい商品を陳列した方が良いと感じた。海外ECバイヤー商談会での成果
<出展商品>
・イーエフエストーニングモイストクリーム・イーエフエストーニングモイストローション
・マイスリムTOMO
・魚油 ブレナイ(DHA、EPA)
・イーエフエス泡洗顔
・グルコサミン、コンドロイチン+キャッツクロー
・モ~とカルシウム
・モ~とブルベリー
・メラックス 機能性表示食品
<販路先国>(主な国(地域))
・中国<バイヤーの評価ポイント>
高級感のあるデザインと、含有成分がバイヤーに評価されている。成分については、低刺激性で、植物・果実由来の成分となっている。また、アルコールフリー等、ムスリムの方も使用できる。保湿性に関しては、商品開発の際に新疆ウィグル自治区の湿度10度以下の環境で、現地の方に協力いただいて、肌の実感のテストをしていることもバイヤーに訴求した。商談時の苦労・課題と解決への取り組み
<苦労・課題>
・知名度、ブランド力がない点<解決への取組み>
・WeChatでのPRには力を入れており、現在WeChatで直接アプローチしている最終消費者は約1万人いる。定期的に、雑誌で取り上げられたり、エステサロンで取り扱われたりしているという情報や、展示会へ出展したこと等を発信している。今後も情報発信をこまめに行い、信頼度を上げる努力をしていくと共に、ニーズに応えて商品ラインナップを増やしていく。今後の社としての海外販路開拓の取り組み、展望
・中国の市場は魅力的なため販売を拡大していきたいと考えている。そのためにゆくゆくは一般貿易で中国現地の店舗等に卸していきたい。一般貿易のためには中国現地の子会社や協力会社がいないと進められないが、パートナーに手を挙げてくれる会社はいても、当社が通関等の手続きの費用負担をすることが条件となり現状では難しい。
・他のアジアの国々については、販売代理店を獲得していきたい。
・現状の展開では、中国現地に協力パートナーが50者(個人・企業)以上おり、商品をPRをしてもらっている。パートナーから当社に注文が入り、当社から発送し、パートナーには成功報酬でフィーを払う仕組み。
・中国への販売に関して、免税店を展開しているラオックス㈱と2019年12月上旬にまずは少量の取引から始めることとなり、現在、中国市場向けの「苏宁国际(g.suning.com)」で当社製品が販売されている。今後実績が上がり、継続的な取引ができれば、商品を保税区に入れるために「備案(ペイアン)」の手続きが必要になる。この手続きが完了すると、保税区に置いた実績ができ、自社でも中国からの直送で商品を送れるようになり、日本から送るのに比べ10分の1程度の送料で販売することができる。
海外ECバイヤー商談会とは
2019年9月9日に最新の越境ECサービス・ツールを提供する企業とのマッチングイベント「越境EC”まるごと”フェスティバル2019」内で、海外ECに販路を持つバイヤーと中小企業・小規模事業者とのマッチングを行う「海外ECバイヤー商談会」を開催し、越境EC(BtoC)において特に進出が難しい商材分野・対象国を中心に、海外ECバイヤーとの商談(BtoB)の場を提供いたしました。
・他のアジアの国々については、販売代理店を獲得していきたい。
・現状の展開では、中国現地に協力パートナーが50者(個人・企業)以上おり、商品をPRをしてもらっている。パートナーから当社に注文が入り、当社から発送し、パートナーには成功報酬でフィーを払う仕組み。
・中国への販売に関して、免税店を展開しているラオックス㈱と2019年12月上旬にまずは少量の取引から始めることとなり、現在、中国市場向けの「苏宁国际(g.suning.com)」で当社製品が販売されている。今後実績が上がり、継続的な取引ができれば、商品を保税区に入れるために「備案(ペイアン)」の手続きが必要になる。この手続きが完了すると、保税区に置いた実績ができ、自社でも中国からの直送で商品を送れるようになり、日本から送るのに比べ10分の1程度の送料で販売することができる。
海外ECバイヤー商談会とは
2019年9月9日に最新の越境ECサービス・ツールを提供する企業とのマッチングイベント「越境EC”まるごと”フェスティバル2019」内で、海外ECに販路を持つバイヤーと中小企業・小規模事業者とのマッチングを行う「海外ECバイヤー商談会」を開催し、越境EC(BtoC)において特に進出が難しい商材分野・対象国を中心に、海外ECバイヤーとの商談(BtoB)の場を提供いたしました。