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事例集

長崎から世界へ!国内で培ったノウハウで海外でも勝負したい

企業名:
てんまん香粧薬房株式会社
代表者:
大嶋太郎様
事業内容:
薬局
Web サイト:
http://global.rakuten.com/en/store/tenman-kosho-yakubo/item/th038/

企業紹介

明治35年長崎にて創業。老舗薬局の智慧で生活をもっとおもしろく、日本中・世界中の人に私たちが本当に良いと信じるものをお届けする。
お客様の健康に貢献できる薬屋さんを目指す。

越境ECを始めようと思ったきっかけ

国内のECサイトでは、楽天・ヤフー・アマゾン・自社サイトで商品を販売しており、国内の主要サイトは一通り網羅したことからこのノウハウを使って海外に進出したいと思った。まずは今主力商品であるハンドクリーム、バスオイル、ボディローション、乳酸菌のサプリメントを海外販売に対応させる。
会社は長崎の田舎にあり、そこから次のステップを考えると東京に出るか、世界に出るかという選択肢があったが今のECの販売ノウハウは世界でも通用すると思い、越境ECを開始。長崎に居ながら障壁が低く海外へ販売できるのが越境ECの大きな魅力である。
地方にいるからこそどこかのタイミングで世界に出たいと思っている企業は多く、今回の補助金支援事業もあったので積極的チャレンジしようと思った。

実際に始めてみて難しかったこと

Amazon.com出店の際に、アメリカサイトだけに日本語のマニュアルがないのに苦労した。また、アメリカに商品を送った際に税関で一週間止まったことがあったので今後何が原因でこういったことが起こるのかしっかり検証して、社内にノウハウを蓄積していく必要がある。越境ECを開始してから2ヶ月だが、商品が更に売れ始めたら他にも様々な問題が起きるはずなので1つずつクリアしていく。
まだ越境対応していない商品やロングページがあるので、時間がかかるが今後英訳・ページアップを随時行っていく。

本事業で良かった点・改善要望点

このような補助金は会社として非常に助かった、感謝の気持ちでいっぱいです。越境ECの書類を書くのは初めてで、少し戸惑ってしまった部分もあったが、事務局の方の対応スピードが速くてとても安心した。
(改善要望)補助金の審査が通ってから完成までの期間が短かかったので、広告費を使ってテストができなかったため、可能であればもう少し期間に余裕があれば良かったと思う。また、越境EC立ち上げ以降のフォロー体制も今後あったら各社喜ぶと思う。
もう少し補助金の額があれば、もっと大きくサイト構築等ができたとは思う。

お客様の反応・成果・手ごたえ

まずは越境ECサイトが構築できた段階なので、お客様の反応や成果を分析できるのはこれからだと思う。
まずはAmazon.comと楽天グローバルで実績を作って、今後は他の国にも出店・進出していく予定である。

専門家の意見

本当に良いこだわりの美容商品を世界に届けたい

企業・商品のコンセプトやページのクオリティは、自分たちの想い・製品詳細がしっかり伝わっていて大変素晴らしいものがあります。海外で勝負する際に大事な日本らしさもしっかりと表現できており、今後は様々な国に対してアプローチをして、ニーズがある国に対して販売強化を行って欲しいです。

( 専門家: 西川 )

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