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事例集

高品質でお買い求めやすい日本製 和食器を海外へ販売

企業名:
株式会社あづま商店
代表者:
東あゆみ
事業内容:
食器販売
Web サイト:
https://j-dinnerware.com

企業紹介

日本一の食器の産地である岐阜県土岐市にあり、窯元から高品質な美濃焼の食器を自社で商品開発・仕入れ・出荷しております。
全ての商品をスタッフの手で梱包しお客様のお手元へ心を込めてお届けさせていただきます。

越境ECを始めようと思ったきっかけ

我々の会社は日本一の食器の産地である岐阜県土岐市にあり、土岐で作る食器の特徴は高品質であり生産効率・能力からお買い求めやすい価格帯で販売できることだ。
地元の生産者からも海外に輸出している件数が伸びていると聞いていたことや、アメリカのアマゾン等のサイトで和食器が販売されていて一定の評価件数があったのがきっかけで越境ECを始めようと思った。
同じ価格帯の食器であれば、日本の土岐市の食器はどこにも負けない高品質の商品ができると自負しており「いつかこの土岐市から海外で勝負したい」という思いは以前からあった。
また、海外に行くと日本食料理屋はじめ、雑貨屋にも和の商品がよく並んで売れているという情報も聞き、今回の補助金制度を使ってみようと思った。

実際に始めてみて難しかったこと

◆商品選定
自分たちのエゴになってはいけないと、アメリカの有名ECモール等で海外で売れそうな和食器を探した。すし皿や桜の模様が入った食器など、より日本らしさが訴求できるような食器は海外で好まれているようで、日本のマーケットとは全く違うことを把握した。
価格もアメリカで一般的だと考えられる価格帯に合わせられる商品を選んだ。
◆梱包
海外に送るとなると食器が割れてしまう可能性が高くなるので、どのように梱包すれば割れないか、どの資材を使うべきか、コスト面までしっかり考える必要があった。
◆重量
食器を海外に送る場合、重量で送料が大きく変わってくることから商品登録する食器の枚数・資材の重さの合計を計算して販売価格を設定した。

本事業で良かった点・改善要望点

日本から良い商品を海外に販売したい企業は相当多いので、中小企業にとっては非常に有益で価値ある制度。
海外進出は初めてなので申請書・サイト構築・翻訳・システム等で不明点が多々あったが支援事業のコンサルタントが細かく説明・対応してくださったのは大変助かった。
改善要望点はどうしてもサイト構築(システム部分)に時間がかかってしまうことから、広告費を使ったテストマーケティングまで期間内で実施できなかったのでもう少し期間が長かったら各社助かると思う。

お客様の反応・成果・手ごたえ

サイトをオープンしたばかりなので、まずはアメリカを中心としてテストマーケティングを実施していく。
実際に海外で和食器が売れている事実があるので、対象となる国の方々が好む和食器を調査して、自社で企画・生産までできればとても面白いはず。
中小企業として日本での基盤固めも重要だが、海外へのチャレンジも同じパワー・スピードで展開していかなくてはいけないと思っている。

専門家の意見

海外でも買いやすい価格帯で商品を販売

海外で商品を販売する際に、人気が出ている商品の特徴は現地の方でも買いやすい価格で販売しているかは非常に重要です。あづま商店様は、売れている食器や価格帯までしっかりと調査して、海外の方が買いやすい・ユーザー目線で商品を企画しているのが大変素晴らしく、アメリカ以外にも様々な国での販売にチャレンジして欲しいです。

( 専門家: 西川 )

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