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事例集

「気軽に着られる和服の室内着」というコンセプトを海外消費者へ訴求(平成29年度モール活用型ECマーケティング支援事業)

企業名:
株式会社江戸てん
代表者:
穴沢あけみ
事業内容:
作務衣、甚平、雪駄、和小物の製作・販売
Web サイト:
https://www.edoten.com

支援内容

支援名:

平成29年度モール活用型ECマーケティング支援事業

内容:

AmazonUK(英)への出店

越境ECの現状

<海外経験(申請時)>



<ターゲット>

アメリカ向けにはAmazon(米)で順調に販売できていたため、EUへの展開を計画した。顧客像は、和物好き、柔道などの武道好き。現状の売上の8割はアメリカ向けであり、45-54歳、男性が主要顧客層となっている。


<対象国>

アメリカのほか、イギリス、ドイツを中心としたヨーロッパが対象。 AmazonUK(英)では、ドイツ向け販売が好調で、ドイツでのVAT登録が必要となる上限を超える売上を実現。

<越境EC出店状況>

Amazon(米、英、豪)。Shopifyにも出店したが、閉鎖済。

<課題と対策>

国ごとの販売額が上限を超えるとVAT納税者アカウントの登録が必要になり、手間がかかること(ドイツではアカウント登録済)。VAT納税者アカウント登録費用を賄えるだけの利益を出す必要があり、物流とプロモーションの改善、ブランディングが課題。

越境ECの成果

<取扱商品>

甚平、ふんどしなど

<成果の要因>

欧米の消費者にとって、当社の最多価格帯である5千円~1万円前後の価格設定は受け入れやすいものだった。また、AmazonのFBA(フルフィルメント by Amazon)を活用していたため、送料が無料であること、配送日数が短いことも要因として挙げられる。
海外の武道好きなどを対象にした「気軽に着られる和服の室内着」というコンセプトが評価されている。海外の購入者のInstagramには、#edotenというハッシュタグが埋め込まれた投稿がたくさんあり、海外消費者が当社商品をどのように使っているかを把握できるので、商品開発やプロモーションに役立てられている。

今後の展望

・現在、Amazon(米)には1,000SKU程度の商品を掲載しているが、AmazonUK(英)には300弱のSKUの商品しか掲載できていない。ドイツからたくさんの受注があったことから、当社商品が評価されていることを把握できたので、今後はヨーロッパ(特にドイツ)向けにアメリカ並みのSKU数の商品を展開したい。 ・海外でのedotenブランドの定着、強化を図りたい。現在の主要顧客層である40~50代・男性へのアプローチを継続する必要がある。他方、女性へのアプローチのため、edotenブランドとして女性ものを展開するか、別ブランドを立ち上げるかを検討している。
・SNSによるプロモーションとして、InstagramからFacebookの商品紹介への流れを作り、 Instagramユーザーを取り込む施策を実施している。海外消費者へのリーチを広げるために、インフルエンサーの活用も検討している。


平成29年度モール活用型ECマーケティング支援事業とは
モール活用型ECマーケティング支援事業では、中小企業者のEU加盟国への販路開拓の取り組みを支援するため、「越境ECモールへの出店にかかる費用等の補助」、「越境EC専門家によるアドバイス」、「特設サイト及び現地店舗を活用したテストマーケティングイベントの開催」などのサービスを提供しました。