事例集
海外ECバイヤー商談会出展者事例集
- 企業名:
- 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCL カンパニー
- 代表者:
- 北村 博之
- 事業内容:
- 基礎化粧品、メイクアップ化粧品、医薬部外品等の開発・製造・販売
- Web サイト:
- https://www.bcl-company.jp/
海外ECバイヤー商談会出展の経緯・理由
<海外経験(出展申込時)>
有<経緯・理由>
・これでにも展示会や商談会等バイヤーと接点が持てるイベントに参加してきた。主にB2B向けの企業紹介や販売を目的として参加してきたが、今年は特にKOLやKOC(Key Opinion Consumer)等のバイヤーへの商品認知を高め自社商品を周知してもらいたいという目的で参加した。特に中国人バイヤーはWeChatなどによるバイヤー同士のネットワークが強く、良い商品があればバイヤーからバイヤーに広がっていくため、その広がりの先に当社が狙う規模の大きいバイヤーへの販売につなげることができると考えている。出展に向けた準備、商談会当日留意したこと
<準備>
販促物:ポスター、商品説明シート(日本語、中国語)連絡方法:WeChatアカウント
<当日の留意点>
・他出展者のブースと比較したときに、中国人バイヤーの目線で注目されることを意識した装飾をした。装飾は当社の中国人スタッフにより行った。・展示会では来場するバイヤーのフィルタリングが重要なため(取引見込みのあるバイヤーを事前に見分けるもの)、まずはバイヤーの販売先情報(どういった店舗を運営しているか現地サイトも確認する)などは必ず聞くように徹底した。
海外ECバイヤー商談会での成果
<出展商品>
・ももぷり スキンケア・サボリーノ 朝用マスク
・モウシロ スキンケア・化粧下地シリーズ
<販路先国>(主な国(地域))
・中国
<バイヤーの評価ポイント>
・来場バイヤーがWeChatなどで既に当社の商品を見たことがあったことから、商品の市場ニーズが高い(おそらく人気が高くなってきているだろう)ことへの信頼につながったこと。・商品の使用感(ベタつかず、伸びる)や香りの良さなどが、現地で販売されている商品と比較し優れており、人気(売れ筋商品)になる可能性があったこと。
商談時の苦労・課題と解決への取り組み
<苦労・課題>
ー(特になし)<解決への取組み>
当社は日本国内に越境EC向けの総合卸の役割を担ってくれる企業と契約しており、個人バイヤーとの販売対応はその企業に依頼している。物流については、卸会社から個人バイヤーの販売先や現地消費者へ発送している。■現地進出時の懸念点(中国)
・模倣品への対応が難しい。既に中国化粧品会社に模倣されており、価格は模倣品の方が安く設定されてしまっている。
・現地では模倣品対策として商標権、意匠権を取得しているが、権利取得していても権利侵害にならないギリギリのところで模倣品開発し販売してくるため、完全に防ぐには至っていない。
・中国ではドラッグストアにある廉価な商品よりも百貨店等にある輸入ラグジュアリー商品の売れ行きが上がっている状況。(生活必需品は廉価な自国商品で十分という考え)
今後の社としての海外販路開拓の取り組み、展望
・今後は東アジア(中国、韓国、台湾)でのビジネスは難しい状況になってくると予想しており、そこでの売上をカバーするため、(一部既に進出済み国もあるが)東南アジアや欧州、ロシアへの一般貿易での展開を積極的に行っていく予定。
・今後狙っていく東南アジアの中でもEC、実店舗の両方の面で、特にインドネシアでの販路拡大を狙っている。インドネシアは化粧品を販売するのに認証等手続きが多くあるためか、まだ日本コスメ商品があまり多くないため、この市場へ注力する。
・マレーシアについては既に進出しており、中国での販売実績が影響し現地の中華系の購入者がメインで実店舗での販売が伸びている。同様にベトナムへも昨年より輸出開始をしており、堅実に販売が伸びてきている。タイは欧米や韓国などが既に大きく進出していることから、日本コスメ商品の販売は伸び悩むと考えている。
・ロシアは展示会にも積極的に出展するなど販路を拡大ができており、実店舗で販売(売上:数千万円規模)を拡大している。
海外ECバイヤー商談会とは
2019年9月9日に最新の越境ECサービス・ツールを提供する企業とのマッチングイベント「越境EC”まるごと”フェスティバル2019」内で、海外ECに販路を持つバイヤーと中小企業・小規模事業者とのマッチングを行う「海外ECバイヤー商談会」を開催し、越境EC(BtoC)において特に進出が難しい商材分野・対象国を中心に、海外ECバイヤーとの商談(BtoB)の場を提供いたしました。
・今後狙っていく東南アジアの中でもEC、実店舗の両方の面で、特にインドネシアでの販路拡大を狙っている。インドネシアは化粧品を販売するのに認証等手続きが多くあるためか、まだ日本コスメ商品があまり多くないため、この市場へ注力する。
・マレーシアについては既に進出しており、中国での販売実績が影響し現地の中華系の購入者がメインで実店舗での販売が伸びている。同様にベトナムへも昨年より輸出開始をしており、堅実に販売が伸びてきている。タイは欧米や韓国などが既に大きく進出していることから、日本コスメ商品の販売は伸び悩むと考えている。
・ロシアは展示会にも積極的に出展するなど販路を拡大ができており、実店舗で販売(売上:数千万円規模)を拡大している。
海外ECバイヤー商談会とは
2019年9月9日に最新の越境ECサービス・ツールを提供する企業とのマッチングイベント「越境EC”まるごと”フェスティバル2019」内で、海外ECに販路を持つバイヤーと中小企業・小規模事業者とのマッチングを行う「海外ECバイヤー商談会」を開催し、越境EC(BtoC)において特に進出が難しい商材分野・対象国を中心に、海外ECバイヤーとの商談(BtoB)の場を提供いたしました。