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事例集

最も分かりやすい商品ページを心掛け、高い顧客評価を獲得

企業名:
株式会社MiRii MeRii(ミリーメリー)
代表者:
島健一
事業内容:
衣料品、アクセサリー、雑貨の輸入販売
Web サイト:
https://www.miriimerii.jp/

会社概要

所在地:神奈川県横浜市神奈川区子安通2-215
資本金:100万円
従業員:8人
EC経験:2016年に個人事業主(2019年に法人化)として、Amazonやメルカリでアクセサリーなどの出品を開始。2018年からYahoo!ショッピング(※2019年にPayPayモールへ移行)、2019年に楽天市場、2020年にauPAYマーケットに出店。
EC売上高(2020年8月期):3億8,000万円
出店モールでの実績:Yahoo!ショッピング AREA AWARDS 2020 南関東エリアビューティー・ヘルスケアカテゴリ賞2位。月間販売数1~2万件。全体の売上高シェアはYahoo!ショッピング(PayPayモール)が50%、楽天市場が30%、auPAYマーケットが10%、Amazonが10%
自社ECサイト:https://www.miriimerii.jp/
PayPayモール:https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/miriimerii/top/
楽天市場:https://www.rakuten.co.jp/linoulu/
auPAYマーケット:https://wowma.jp/user/53749326
Amazonマーケットプレイス:出店形式ではなく商品出品

ECに取り組んだきっかけ

サラリーマン時代に独立・起業を目指す中で、ECをまずは副業でスタート。輸入代理店を通じて中国から仕入れた女性向けアクセサリーや雑貨などを物流を委託できるAmazonにて出品を開始。会社を退職後は個人事業主として本格的にECに取り組み始めた。

ECを始めた当初課題と考えていたこと

ECの知識は外部セミナーなどで学べるが、設備投資や組織作りなどを含めた事業運営・経営全般や資金繰りなどの知識・方法が当初は分からず、手探りで試行錯誤した。元手もあまりなかったため、適切な販売商品を模索。中国から比較的安価に仕入れることができ、配送コストも抑えることができる女性もののファッション小物やアクセサリーを主な商品とすることにした。

ECの取り組み状況

○主な取扱商品
・接触冷感マスク
・フットカバー
・着圧インナー

○メインの出店先
PayPayモール、楽天市場

○ターゲット
ターゲットは設定してないが、中心顧客層は40代女性

○プロモーション方法
各ECモールのセールに参加しているが、特に「5のつく日」や「PayPay祭」といったPayPayモールでの販促セールに積極的に参加。その効果を高めるため、最も顧客への特典が高い日の前々日から、既存顧客にメールマガジンを配信し、販促セールの前日にも売れ筋商品の割引を行う告知を行うことで、前日までに特定商品の販売個数を増やし、セール当日にECモール内に表示される商品ジャンル別ランキングで上位入りを狙う。ランキング順位を参考に商品を購入する顧客が多いため、セールを目当てにECモールにアクセスしてきた多くの顧客の獲得を目指している。販促で基本となるメールマガジンの送付先を増やすため、ECモールが実施している顧客のメールアドレスを獲得できる広告商品も定期的に利用し、メールマガジンの送付数を増やしている。

○運営体制
サイト運営:4名
商品仕入れ:3名
商品発送:3~4名(パートタイマー)
※一部商品はECモールの物流代行サービスで発送

EC事業開始から現在までの歩み

副業としてAmazonでの出品から開始後、売り上げが伸び、月商100万円を越え始めるまでになってきたため、1年後の2016年に勤めていた会社を退職、メルカリやヤフオク!にも出品をはじめ個人事業主として本格的にECに取り組み始めた。メルカリでの法人出品が制限され始めたため、ECモールへの出店をスタート。出店手数料が無料だったことなどからYahoo!ショッピングに出店、「Lino Ulu(リノウル)」を開設した。当初から、分かりやすい商品説明ページを心掛けた。サラリーマン時代のプレゼンテーション資料作成経験を活かして、商品の特徴や説明を分かりやすくまとめたサムネイルを作成。また、成功している他のネットショップの商品説明ページやサムネイルを研究しながら、類似商品を販売しているネットショップの中で、最も分かりやすいページを模索することを徹底することで売り上げを伸ばす強みとなっている。

ECサイト

TOPページ



  

商品ページ



ECでの工夫や自社の強みと考えていること、今後の展望など

〇ECでの工夫、自社の強み
商品の特徴が分かりやすいように商品詳細ページを工夫。PayPayモールの商品詳細ページに商品の細かい改良点や当該商品が顧客の悩み事をどのように解決できるのか、また、例えばUVカット機能をうたった商品では「UVカット率〇〇%」といった具体的な数字を訴求することで他の類似商品と差別化している。さらに、顧客からの意見をどのように改善したのかなどの内容を漫画にしたB5サイズの商品同梱チラシ(画像㊦)の梱包や配送時の封筒に貼ってあるハートのシールなどの細かい工夫により、レビュー数も多く、PayPayモールでの顧客評価は4.7(5点満点)と非常に高い。結果、高い顧客評価によって新規顧客獲得と既存顧客リピート購入を促している。


〇今後の展望 など
毎年、安定して1億円程度の利益を上げることが目標。これまではECモールを調査し、人気の商品ジャンルを軸に商品を広げてきたが、取扱商品数は150点を超え、フットカバーやインソール、シューストレッチャー、着圧下着など売れ筋商品のジャンルもある程度安定してきたため、今後は足関連の商品や補正下着関連の商品など同一ジャンルの商品を集め、いくつかの独自ブランドとして展開していく。また、商品ページをブランドごとに見せたり、同梱物などもブランドの商品を紹介することで、人気商品を入口に他の商品も訴求するなどし、平均客単価の向上を進める考え。
 

売れ筋

接触冷感マスク(3枚)
980円(税込)
 接触冷感のオリジナルマスク。

フットカバー(5足セット)
680円(税込)
靴の中でのズレや脱げを防ぐ
透明シリコンの滑り止めを
つけた靴下。

着圧インナー
1,280円(税込)
 加圧効果で体型を整える
タンクトップインナー。

本事例からの学び

1.分かりやすい商品ページやサムネイルの作成はECの売り上げ拡大にとって重要です。売れている他の事業者のページなどを見てそのやり方を研究したり、EC事業者向けの外部の勉強会などに参加するなど、アンテナを常に張っておくことで知識を得て、最新の方法を更新し、実践していくことが大事です。

2.リピート購入や新規顧客獲得のために重要な良い顧客評価(レビュー)を多く獲得することが大事です。そのために、顧客が思わずレビューを投稿したくなるような取り組みが必要です。良い商品を販売することはもちろんですが、配送時のパッケージを一工夫したり、お客様とのつながりを大切にしているメッセージなどが伝わるような同梱物を入れるなどの取り組みなども有効です。
 
3.ECモールが定期的に実施している大規模なセールを上手に活用することが売り上げアップの1つのポイントです。セール日までに特定商品の売り上げを高め、売れ行きの高い商品を売上個数順に表示するランキングなどに入るようするなど工夫し、セール当日に集まる顧客を効果的に集客することなどの仕掛けも有効です。