事例集

海外SNSを中心に予想外のアフリカ&海外BtoBで拡大を目指す!

企業名:
株式会社黄河
代表者:
川波宇澄様
事業内容:
装置類商社
Web サイト:
https://purestiller.jp

企業紹介

主に中国からの商材輸入を行っている商社でさまざまな商材を扱っている。一時期、焼酎向けの装置事業が大きくなるが、現在ではハーブの蒸留装置を強化している。

越境ECを始めようと思ったきっかけ

企業の主力であった焼酎の装置のブームが去り、自動車メーカーから戻られた現社長川波の得意分野でもあるハーブ蒸留装置を仕入れ&販売を開始した。ハーブマーケットの拡大とともに順調に業績を伸ばす中、時折、海外から英語での問合せも増えていくことに気づく。
また、日本人の顧客が購入し、装置を海外で使用している実例も増え、英語圏での販路拡大を検討する。
タイミングよく知人の紹介で、今回の中小機構の越境EC事業のフェスティバルへ参加したのがきっかけで越境ECを本格的にはじめていくことになった。

実際に初めてみて難しかったこと

アマゾンアメリカ&決済への申請など代行企業を通して実施したが、必要資料のやりとり&承認までの時間がおもったよりも時間がかかり、難しかった。
もともと、日本語サイトをもっていたので、英語版サイトを構築するときに、どのコンテンツを入れるか、どのように伝えるかが難しく、現時点でも改善の余地はあると思う。また、専門的&技術的な問合せもあるので、スタッフ全員ができるように、問合せの体系化も必要だと感じている。
また、問合せをもらう国が発展途上の国からも多く、現在の売価では取引が難しいとかんじている。より廉価版の商品を組み入れることで対応したい。
送料の問題もあるので、現地代理を含めた体制強化が必要だと感じている。

本事業で良かった点・改善要望点

 

英語サイトを構築したので海外からの問合せの対応がしやすくなった。英語サイトのページを指定して確認してもらうことなどで対応がスムーズになり、また、決済も日本円以外、カスタマイズの価格決算も可能になり、取引もストレスがなくなった。
また、海外ではSNSマーケティングが有効であり、かつ、低コストで実施できるようになったのが、大きい。本事業の課題としては、準備&販売期間が短いこと。もうすこし中小機構のフォローが長ければ大変助かる。

お客様の反応・成果・手ごたえ

まだ数ヶ月の段階だが、月5~6件ほどの海外問合せがあり、チュニジアへ販売実績ができた。当初の目的であるシンガポール等よりも、アフリカからの問合せが多く、ハーブ市場の世界的なニーズもわかってきている。今後は廉価版商品の開発もし、SNSを活用しながら海外市場を伸ばしていきたい。

専門家の意見

BtoB通販とSNS活用は海外進出の一つの成功パターン

当初はシンガポールの富裕層(個人)がメインターゲットだったが、運営してみた結果、問合せはタイ・アフリカなどハーブ市場が存在する国が多くなり、かつ法人が多いという。海外進出の第一段階として法人取引は利益がでやすく、開始数ヶ月としては順調だと思われる。また、問合せの入り口が海外SNSでチャットからも増えているのも海外での特徴である。成功パターンと言える1社ではないか。

(専門家: 萱沼)