事例集

京都の四季の素晴らしさと最高品質のお花を世界に輸出
京都小鉢(ミニ盆栽)シリーズ、京都胡蝶蘭シリーズ

企業名:
京都花室おむろ (有限会社フラワーハウスおむろ)
代表者:
島本壮樹
事業内容:
花及び関連商品の販売
Web サイト:
http://kyoto-omuro.com

企業紹介

京都花室おむろは、60年以上の歴史と10,000社を超える取引実績から高い評価を頂いており、世界遺産仁和寺において、対面販売を唯一許可されている由緒ある花屋です。また、シンガポールにおいてガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、高島屋、伊勢丹にて販売実績を残し、国内のみならず海外のお客様からも高評価をいただいております。

越境ECを始めようと思ったきっかけ

先代から60年以上続く家業を引き継ぐため、世界最大の外資系日用消費財メーカーを退職して戻ってきたときに、改めて「京都の四季」の素晴らしさに気付き、この素晴らしさを世界中に広めたいと思ったのが、海外展開のきっかけでした。また、京都世界遺産仁和寺での対面販売、および実店舗での販売にあたり、外国人観光客の反応が良く、花見シーズン・紅葉シーズンには多くの観光客で賑わう京都で花屋を営む中で、「京都の四季を京都でしか味わえないのはもったいない」、「自分の国に持って帰りたい」というお声が年々強くなったことが始めようと思ったきっかけでした。

実際に初めてみて難しかったこと

商品の特性上、実際にお花を見て選びたい、また新規展開ということもあり、webサイトでの購入につなげることがとても難しかったです。本来であれば、海外のお客様ニーズに基づいてサイト構成を組み立てる必要がありましたが、日本と同様に考えて展開をしたことも大きな反省点です。
初めて見る商品をwebサイトで販売するときは、事前に海外における実店舗での販売経験などに基づき、その要素を盛り込むことがとても重要であると感じました。そしてwebサイトの写真素材についても、展開をする現地に合ったものを選び、使用をしていくなど、各国の仕様に合わせる重要性も学びました。

本事業で良かった点・改善要望点

本事業を通して良かった点は、たくさんありますが、最も良かったことは、実績はどうであれ、海外の一般消費者向け販路の第一歩としてwebサイト販売を開始できたことです。販売を開始することで、新しい今後の課題など、多くの学びがあったことです。また、海外プロモーションイベントに出展したことで、商品開発や今後展開する海外越境ECサイトでの訴求方法など、マーケティング活動でも役に立ったことも良かったです。
(写真は、SUPERMAMA100 JAPANイベントの様子)

お客様の反応・成果・手ごたえ

webサイトでの販売が始まるのと同時期に、実店舗での小売店での販売が始まり、実店舗では想定を超える売上を達成することができました。この結果は、今回の支援がなくては達成することはできなかったと考えております。webサイトがあることで、新規展開をする“商品”や“企業”への信頼が高まり、そして安心感を与え、事前に商品知識を得ることができたからこそ、実店舗での売上につながったと確信しております。

専門家の意見

京都の文化・風情を自国で再体験できる花屋さん

植物の輸出は栽培中に検査を行うこと、輸出前に消毒を行うことなど輸出には様々な条件があり、他の商材に比べて越境ECを行うまで非常に手間がかかります。京都花室おむろ様は「京都の四季の素晴らしさを世界中に広めたい」という一心で越境ECサイトを立ち上げ、販売に至っております。是非日本の素晴らしい商品を持った企業様も
こういった想いを形にすることに対して積極的にチャレンジして欲しいです。

(専門家: 萱沼)